ashi-netの固定IPアドレス1個オプションで割り当てられるIPアドレスは、動的割当IPアドレスリストにブロック丸ごと載っています。
メジャーなフリーメールサービスはgmail以外、大抵このリストに載っているIPアドレスからのメールは排除しているので、まずは、これの削除申請をします。
申請するとwhite list入りするので、ブロックされている範囲内でもブラックリスト検索に引っかからなくなります。
削除は簡単にできますが、spamを出す用途に使ったら他のブラックリストに載りますから悪用はダメ。
次に、自称名と逆引が一致しないと排除するAOLやhotmail対策をします。
正引きと逆引が一致しないとダメと書いてあるところを見かけますが、そこまでハイコストなことをやっているところは無いようで、自称と逆引の一致でいいようです。
だから、postfixなら、myhostnameを割り当てられたIPアドレスの逆引と一致させれば桶。
Recieved: from [myhostnameの値](逆引の値[ipアドレス])
になるようにするということで、telnet localhost 25 のお返事が逆引と一致していれば桶。
dig -x [俺に.割り当てられた.IP.アドレス] の結果をそのまま書けばいいのですが、逆引が設定されないプロバイダだと無理です。
asahi-netは動的割り当てにも、xxxx.ppp.asahi-net.or.jpみたいな逆引が設定されているので大丈夫。
あとはdkimを設定して、spfレコードを設定すれば、うちの実用上は問題ないレベルで送信ができるようになります。
注意:gmailはipv6の割当があるのにspfレコードにipv6の記述がないとsoft failになります。
asahi-netの固定IPアドレス1個コースで概ねメールが出せる設定メモ はコメントを受け付けていません
トップページのRSSの表示が消えてました。
なんだろ? と思ったら、アホは自分でした。
光回線を変更して、ONU一体型ルータに変わったのですが、今まで使っていたルータと違ってヘアピンNATではありませんでした。
これは判っていたので、LAN側から普通のFQDNでアクセスできる算段はとっていたのですがサーバーが自分自身をFQDNで呼び出せるようにしてませんでした。
/etc/hostsを書き直して解決。
自分が誰だか分らない はコメントを受け付けていません
会社の公式メーラーのroundcubeをマルチバイト対応が進化している1.xx系にアップデートすることにしました。
以前、日本語対応版に変更したときは、個別の設定で大変なことになって元に戻した経緯がありましたが、1.00系なら地獄を見ても構わない。
そのくらいまともなマルチバイト対応メーラーになっています。
大幅変更はめったにやらないので、忘れてはいけないところをメモ。
高齢化が進みすぎて覚えていられませんw
ここから落として、適当な手段でインストールする。
ウェブサーバー、メールサーバー、DBの設定は済んでいるものとして、注意事項。
文字化け回避
/installpath/config/default.inc.php
$rcmail_config['force_7bit'] = true; //これを入れれば㈱だろうがなんだろうが文字化けしない
$rcmail_config['default_charset'] = 'ISO-2022-JP'; //念のため。自動文字コード判定にしくじったとき、最後に堕ちる場所。
/installpath/program/lib/Roundcube/rcube_charset.php
// convert charset using mbstring module
if ($mbstring_list !== false) {
$aliases['WINDOWS-1257'] = 'ISO-8859-13'; //ver1.0.5だとここが237行目
//ここから
$aliases['JIS'] = 'ISO-2022-JP-MS';
$aliases['ISO-2022-JP'] = 'ISO-2022-JP-MS';
$aliases['EUC-JP'] = 'EUCJP-WIN';
$aliases['SJIS'] = 'SJIS-WIN';
$aliases['SHIFT_JIS'] = 'SJIS-WIN';
//ここまで追加する
// it happens that mbstring supports ASCII but not US-ASCII
if (($from == 'US-ASCII' || $to == 'US-ASCII') && !in_array('US-ASCII', $mbstring_list)) {
$aliases['US-ASCII'] = 'ASCII';
}
$mb_from = $aliases[$from] ? $aliases[$from] : $from;
$mb_to = $aliases[$to] ? $aliases[$to] : $to;
//これを入れないと、㈱とか化ける
0.xxまでに比べると、日本語対応でやることは激減。㈱とかが入らないならまんまでも大丈夫なくらいですが、会社で使うと㈱㈲なんかは必ず入るので入れました。
※超注意
設定ファイルの整理がいまひとつらしく、/installpath/config/default.inc.phpとconfig.inc.phpにダブっているものがあります。
読み込み順はdefaul.inc.php->config.inc.phpなので、ダブっているものはdefaut.inc.phpに書いても、config.inc.phpで上書きされてしまいます。
ダブりがあったら、default.inc.phpはほっといて、config.inc.phpだけに書けば大丈夫。
ポイントは、とにかくググらないこと。公式のマニュアルの古いものは見ないこと。
Roundcubemail 1.0.5の設定 はコメントを受け付けていません
結構面倒くさそうなので、手順を組み立てよう。
php5.4に変更
$ sudo add-apt-repository ppa:ondrej/php5
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get dist-upgrade
これをやるとapache2が2.2から2.4に変更され、設定ファイルの書式変更で動かなくなるので、/etc/apache2/sites-alivalの中身を書き直す。
<directory /home/wwww/white-room>
# Options の+は省略できない
# order allow, deny
# allow from all
Require all granted <--
</directory>
<files ~ "^\.">
# Deny from all
Require all denied <--
</files>
## allow from, deny fromじゃなくて、Require all (granted|denied)
##モジュールがコメントアウトされてるのに気をつける。mods-enabledを見ろ
##conf.d内の*.confかそうでないかで分けるんじゃなくて、conf-alivalをconf-enabledにシンボリックリンクする。
##コマンドは a2enconf [conf名]
けっこうな大変更だから、2.4より3.xにしてくれた方がビビって良かったかも。
vimbadmin3xのインストール
composerをインストール
デフォルト設定だとメモリ不足で止まるので
$ sudo echo 'memory_limit = "512M"' >> /etc/php5/conf.d/oresama.conf
※ubuntuのphpは守護神パッチ付きなので
$ sudo echo 'suhosin.executor.include.whitelist = phar' >> /etc/php5/conf.d/oresama.conf
composerを/home/oresama/に
$ cd curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
あとはhttps://github.com/opensolutions/ViMbAdmin/wiki/Installationに従ってインストール。
現行のDBをdumpする。
現行のDBをdropする。
インポート用のDBを作って、dumpしたDBを読み込む。
新しいDBを作って、vimbadminのインストールパスに入り ./bin/doctrine2-cli.php orm:schema-tool:create
あとはhttps://github.com/opensolutions/ViMbAdmin/wiki/Migrate-from-ViMbAdmin2に従って、完璧に移行する。
インポート用のDBをドロップする。
更に、んぎなんとかさんが入ってるから、そっちも何とかする。
つまり、セキュリティフィックスが提供される限り何もしないのが得策。
vimbadminうpデートメモ はコメントを受け付けていません
メールボックスの管理にvimbadminを使っているのですが、3になってからけっこう経つのでそろそろうpでーとと思ってマニュアルを見たら……。
移行ツール的なものはなく、完全手動…。
- 1,古いDBをエクスポートする
- 2,新しい構造のDBを作る
- 3,もうひとつインポート用のDBを作る
- 4,インポート用のDBに書きだしたDBをインポート
- 5,インポート用のDBから新しいDBに構造に合わせてインポートする
- 6,インポート用のDBをドロップ
この手順で行くと2〜5が終わるまでの間、メールの送受信ができないことになるので、稼働中のサーバでは無理。
予告してやらないと面倒なことになります。
どちらにしても、失敗したらえらいことなので、他の機械で練習してからにしよう……。
しかも3xはPHP5.4以上。うぶんちゅ1204のphpは5.3。ここからか…。
vimbadminには移行ツールがない はコメントを受け付けていません