毎日モザイク

White Room Layout Works

2007-01-24T21:13:59+09:00 [Wed]
--> [遺跡]

PKR。

目の前にPKRですよ。

かつては、裸はPKR。定番にして至高。それ以外だと、EPRくらいしか許されない時代もありました。

RDPII登場までのフジは、やっぱりいまいちで、RVPにしても毒々しい発色で、エロ方面ではあんまし相手にされませんでした

バラつきが大きかったPKRですが、これは間違いなく上物。角度でわかる(w。

映っている人物が活動していた年代からして89〜91年くらい。眉毛でわかる(w。だいぶ経ってますけど、保存状態も良く、激しく美しい。デジタルカメラを捨てたくなります。捨てるには、まず、買わないといけないわけですが(w。

いっしょに入っていた現行のRDPIIIと較べても、発色、粒状ともに遜色ない。っていうか、較べてみると、RDP系がPKRを目指していたのがわかります。RDPIIよりも前のフジは、変な色だった。少なくともエロには向かない色でした。今のRDPIIIは当時のいいロットのPKRくらいな感じではないでしょうか。

この頃はまだ、木村俊哉先生などを始めとする超超超ハイキー派は少なく(っていうかハイキー派はEPRで飛ばして+1/3で更にコントラストを上げるのが主流でした)、鼻もオッパイの輪郭もしっかり出ています。やっぱり、エロには、ちょい飛ばし、ちょいMのPKRが一番合っていた気がします。っていうかまぁ、好みの問題なんですけど。

KPAも良かったなぁ……。KPAをデーライトとタングステンとかのミックス光源で撮る天才。いや、あれは神クラスだったと思う。横山こうじ先生。先生のKPAがもう一度見たいです。

まぁ、そんなこんなで、長年青年の娯楽に寄与してきたPKR様も、ブローニーがだいぶ前になくなり、135だけ細々と販売され続けてきましたが、ついに3月で国内販売終了だそうです。とうとう、サヨナラコダクロームがやってきました。

余談ですが、今、切りたい衝動と闘っています。

コダクロームを切るときの感触が蘇ってきて、切りたくて切りたくて仕方ありません……。でも、ギチギチに切ってあるので切り代は残っていない……。仕方ありません……。誰かいらないスリーブ下さい(w。

2007-01-23T11:16:31+09:00 [Tue]
--> [遺跡]

落とし穴が……。

こんなところに落とし穴が……。

<?
///何か
?>
<?
///本題
?>

みたいなコードを書いて、header(‘なにか’);を出して、readfile(“なにか”);したら、ダウンロードしたファイルの頭に0aがついていましたorz。

一つ目と二つ目のPHPのブロックの間に空行が入ってました……。

header()の前には何も出力してはいけないっていうのは知ってたんですが、htmlを出力する時には問題にならないみたいで、普通に表示されていたので、空行に気がつきませんでした。

<??>に囲まれていない部分は、そのまま出力されるのを叩き込んでおこう……。

PHPはhttpものをやる分には、それ用なだけにPerlより素人にはとっかかり易いですが、大変な事が簡単に出来てしまったりするので、素人には恐ろしい言語な気もします。

野ざらしにする勇気は無いので、LAN内で使う以外のものを作る事は無いでしょう(w。

2007-01-21T22:26:12+09:00 [Sun]
--> [遺跡]

おいもころころ。

高木先生のページ。

SSLの説明文をNRIサイバーパテントデスクからコピペしたため、どこに繋いでも、「確かにNRIサイバーパテントデスクのWWWサーバであることを保証します。」状態になってるという話。「NRIサイバーパテントデスクの」を自分ちに書き換えなければ、書いてある事が嘘だし、書いてある事が本当なら、じゃ、お前んちはどこに繋げばいいんだ? になる。

最初にコピペした人は「NRIサイバーパテント」のページから拾ってるんだからわかりそうなものですが、コピペ先から更にコピペしたひとは「NRIサイバーパテントデスク」がSSL関連の技術用語の一部だと思って、まるごとコピペ。同じ勘違いをしたひとたちによってさらに広まって行く。ググるなの典型ですね(w。

何かの昔話に、似たようなものがあったと思ってぐるぐる考えてみたら、思い出しました。

おいもころころだ(笑。

2007-01-21T17:42:29+09:00 [Sun]
--> [遺跡]

●んだ? あ●●る。

インチョーのお怒りが通じたのか、あるある様がお亡くなりになられたようです。

あるある様の内容のいい加減さとか危険性なんかは、このあたりでも、前から指摘されていましたし、そういったページを訴えたり、ググ八にしたりしないところを見ると、そんなことは解っててやってんだから、娯楽として楽しんで下さい。っていうスタンスなのだとばかり思っていました。

しかし、なぜか納豆に限って謝罪と放送中止。直接の被害も出てない時点で、なんで?

株絡みか? などと、よからぬ妄想をしてみる(w。

2007-01-18T05:19:23+09:00 [Thu]
--> [遺跡]

本物のレイアウターはフチを恐れずに付ける。

もちろん、元ネタは、「本物のプログラマーgotoを恐れずに使う」なわけですが(w。

つい最近まで、フチ恐怖症だったのです。いや、切実に。

フチ付きの文字が嫌いだったのではなく、フチが恐かったのですよ。フチを付けるのが文字通り恐い。フチと聞いただけで微妙に震えるくらいでした。

フチの恐怖を味わったのは、忘れもしない、25歳の夏の事。

アダルトビデオのジャケットを作った時、裏面のキャッチコピーの指定に、何のためらいもなく「フチ M100+Y100」と書いたのでした。

翌日、製版屋さんに呼び出されました。

小さい製版屋さんで、社長直々に説教です。

「お前らは、簡単にフチとか書きすぎる。お前らは二文字【フチ】と書けばすむかもしれないが、こっちは大変なんだ。今からフチを付ける作業を見せてやるから思い知れ」

と言って、フチを作る作業を始めました。

原稿台に版下を乗せ、トレスコで僅かにピントをズラして、太らせ版を作ります。

製版用の感材は連続階調が出せない仕様のものなので、ボケ部分は、グラデーションではなく、太ったベタになります。

こいつを、フチ部分にして、中の文字を抜くわけです。

そこまでに、アレを反転して、コレを合わせてとか、めんどくさい作業があるのです。

そういう作業を半日くらい見せられてから、

「うちは、フチを付けるほどの代金はもらっていない。フチを付けるとか軽々しく書くな。フチなどいらない配色を考えるのがお前の仕事だ」

などと、延々と説教されたのでした。右手にはカッターを持ったまま(w。

若気の至りで「それをやるのがこちらの仕事では?」などと反論したものだから、更に説教でした……。

グラデーションをあんまし使わないのもここの社長に怒られたから。

グラデーションを作る機械が当時、既にあったと思うのですが(他の印刷所でいわれた事はなかった)、そこの製版屋さんにはなくて、グラデーションっていうならスクリーントーンを付けて来い。って怒られたのでした。

今でも色校に「版ズレ」とは絶対に書きません。まぁ、DTPで版ズレは出力系のバグとか、送りのスリップでもなければありえませんが……。

それもやっぱりここの社長。

色校に「版ズレ」と書いたら、呼び出されたのでした……。

「版ズレっていうのは、貼り込みがずれている時に使う言葉で、この色校の状態は見当ズレっていうんだ。版ズレはうちの責任だけど、見当ズレは印刷屋のせいだ。見当ズレなのに版ズレと書くとは失礼にも程がある」

手作業の時代は、たしかに「版ズレ」はあったので、「見当ズレ」に対して「版ズレ」と書いたのは失礼だったとは思いますが、その辺のズレ全般を指して「版ズレ」と呼ぶのは、当時でも割と普通になっていたと思います。なのに、このときは社長マジ切れしてました。

この社長に呼び出されたのは、フチ&グラデーションのときと、版ズレのときの二回。

それだけで、フチ、グラデーション、版ズレに対して恐怖心を抱くのに充分でした。

それ以来、21世紀になっても、フチもグラデーションも極力使わず、色校の校正用語には細心の注意をはらってきました。もちろん、社長に呼び出されないために(w。

ようやく、去年くらいから、フチが恐くなくなりました。

というのも、こちらの会社で、私の前にいた常勤のフリーの女の人が激しくフチを多用する人で、その路線で売れていたので、引き継いだものはその路線を継承するわけです。いやでもフチだらけ(w。

エロ本を見かける機会がある人は見た事があると思いますが、200Qくらいの大きさで「中出し」とか、400Qくらいの大きさで「DVD8時間」みたいなキャッチ。あの路線を始めたのがその女の人で、いわゆる天才です。それ以前にあの大きさの文字はほとんど見た事がありません。いまでは普通ですが、先駆者とは偉大なものです。

お陰でようやくフチの恐怖から解放されました。

付けた方が良さそうなときは、恐れずに付けます。どうせ付けるのは機械だし(w。

しかし、あの社長みたいな職人。いなくなったなぁ……。